われ思うがそれは幻と同時に真

 唐突だけど私、前野先生を観察対象に入れております。
 http://www.maeno.mech.keio.ac.jp/Maeno/consciousness/
 論文とかも読むと面白いかもよ。
 いや、茂木先生との対談が日経サイエンス2月号に載ってたことを今思い出したから、一応書いておきます。
 クオリアのない意識も有りうべし、鳥とか、とする前野氏とないよ、とする茂木氏との見解の相違が学術の高度な戦いの可笑しな所です。
 SCIENTIFIC AMERICANって広告が多すぎるけど5ドルなんだよね。で日経は1400円。翻訳費用がかかるとはいえ、残り少ない科学雑誌としてはちょっと高いと思う。小中学生が買いたくなる値段じゃない。図書館で読めってこと?
 このWebで大抵のものが読めるご時勢に雑誌をわざわざ買い与える必要もないか。きっと電子ブックが出てきたら携帯キャリアがこぞってAmazonとかAppleStoreみたいなてこ入れを始めてAmazonに敗北するんだろうな。さらに網膜投影デバイスが普及して携帯端末は主要なディスプレイを持たない形状になり眼鏡好きにとっての黄金時代が訪れるのだろう。平野先生もお喜びになるに違いない。もうナチスとか嫌なんですよとかどこかでいっていた気がするが、先生からナチスと吸血鬼抜いたら何が残るのだ。